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2014年2月20日 (木)

金子光晴『絶望の精神史』

運命論者は、死を自然の流れとして、あらかじめ計算されたものとしてあきらめさせようとする。宗教家は、死後の生存を強調することで、死に対する絶望から救おうとする。

日本ほど美しい、すぐれた国はないと歌えば、それがすぐ全国民の合唱となる。

その原因は、彼らをそそのかし、軍事力によって国の発展を約束した明治の軍国主義を、世間知らずの正直な国民が、まるのみにしたことによるのだ。

トルストイは、出生のとき、すでに視力があって、とりあげてくれた老婆の顔をはっきり網膜にとどめたらしい。

明治天皇は、国民に、にらみのきいた天皇だった。

戦争と、破壊本能、セックスの暴走は、つきものであったが、日清、日露のときには、まだそれを防止する規律があった。

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