岩田松雄『ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由』アスコム
そもそも、企業は何のために存在し、利益を出すのか?
匂いがわかるんだろ?
スターバックスのミッションは、コーヒーを売ることではないからです。
社員を大切にしない企業は、けっしてブランドには成り得ないし、ミッションの実現はできない。
ミッションの大切さは、次の4つに集約することができます。
- 社会は常に変化しており、「想定外」の連続。すべてのケースを事前に想定してマニュアルを作成することは到底不可能。「想定外」のときにむしろ重要なのは、原理原則である。
- 同じ企業と言っても、そこに集まる人はさざまざな価値観を持っている。みんなを同じ方向に向かわせるには、目印となる明確なゴールが必要になる。
- ミッションを高く掲げることによって、それに共鳴する人たち、つまり最初から目指す方向が同じ人たちが入社してくる。
- ミッションとは、通常とても崇高なもの。それを目指していると、社員のモラルが高くなっていき、離職率が減る。
会議や朝礼では「いい話」から入る。
ひとつのことを、一生やり続けられると、確信する日がくる(スティーブ・ジョブズ)。
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