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2014年3月 6日 (木)

網野善彦『日本の歴史をよみなおす(全)』ちくま学芸文庫

平仮名、片仮名まじりの文書が出てくるのは、だいたい十世紀ぐらいからです。

女流の文学が生まれたのは十四世紀までなのです。

沖縄には、本州、四国、九州でみられるような被差別部落はないといわれています。

人びとの日常の生活まで規制するだけの力を持った宗教が、日本の社会ではついに影響力を持ち得なかった・・・

中国大陸、朝鮮島から漢字がはいってくる。それを万葉仮名として用いるという形で、日本の文字がだんだんにできてくるわけ・・・・・

江戸時代の文書をいくらよく読めても、明治の文書になると大変むずかしい。

後醍醐天皇という特異な天皇が・・・・・

「穢多」ということばが十三世紀の後半の『天狗草紙』にはじめて登場します。

日本人の意志によって、天皇が消える条件は、そう遠からず生まれるといってよいと思います。

百姓は決して農民と同じ意味ではなく、農業以外の生業を主として営む人々-非農業民を非常に数多くふくんでいることを・・・

朝鮮半島の南部から、日本列島でつくった弥生土器が出土している・・・・・

「倭人」は決して「日本人」と同じではないのです。

聖徳太子も「日本人」ではないのです。

天皇家の次のピンチは足利義満の時でした。

息子の義持を将軍にした義満は、太上天皇になってもう一人の息子の義嗣を天皇にしようとしていたことは確実です。

北朝は武家と野合し続けている天皇ですから、持ち上げようとしても持ち上げようがない。南朝があったからこそ、はじめて武家に対して対抗しうる権威として天皇をかつぐことが可能になっているわけで、南朝の存在がなければ、これは不可能だったわけです。だから、明治天皇は北朝の子孫なのに早くから南朝を正統とすることにきめたのだと思います。

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