フォト
無料ブログはココログ

amazon

« 神山四郎『歴史入門』講談社現代新書 | トップページ | 河本薫『会社を変える分析の力』講談社現代新書 »

2014年4月 6日 (日)

田中直毅他『映画で読む二十世紀 この百年の話』朝日文庫

アイデンティティというのは「地方」に属するもの。

地方をすべて中央に統合していくのが日本では近代化。

石油産業は記号産業。

アメリカはそういう非常に難しい問題があることを知っていて、そこをリーガルに、法的に克服してきた歴史をもっている。

結局、革命を必要としたのも、ナチズムを必要としたのも、貧困だということですね。

わが国は隔絶された島国のため、周辺諸国のもっている問題、悩めるアジアの問題をみずからの問題として汲みとる想像力が、よほど心した人でないと刺激されないというところがあって、理解力の差が出てしまうかもしれません。

修道院には神がいないんです。規律しかない。

国父はいても、国母ってあんまり聞いたことがない。

アメリカは1930年代までは「孤立主義」です。

女性の参政権というのはもともとワイオミングがいちばん最初で、西部からはじまったんです。

第一次大戦までのウィーンは、それこそヨーロッパの輝ける文化の中心地。

共産主義の体制が人びとに強いたのは、個人ではない、まず国家があるんだという考え方。

ジャーナリストの武器は冷笑主義、シニシズム。

ナチスというのは「国家社会主義」。国家と社会が「・」(ナカグロ)なしにくっついていた。

ナチスというのは、そもそもドイツ語の国家(ナチオン)と社会主義(ゾチアリスムス)の頭文字をくっつけた略語ですね。

日本は、ドイツの法の考え方に範を求めて、明治憲法の下に、法治主義という法の考え方をとった。

ノーブレス・オブリージュがナチスに対してどんなに無力だったか。

ノーブレス・オブリージュによって人間の品性、社会の品格は保たれるというのは違うんだ、それはシングル・ヒューマン・ビーイングによって担われるんだ。

朝鮮の文化を抹殺するようなかたちで入っていく日本の植民地主義が、朝鮮半島を覆った。

ヤコブレフは旧ソ連の産業の三分の二が軍事産業だと言い切りました。

旧ソ連が何であれほどひどい状況になったのかというと、それは「第三次世界大戦」に負けたからだと思いますね。

アメリカがヴェトナム戦争にあれだけずるずるはまっていった最大の理由は、中国の共産主義が理解できなかったからだと思っています。

アメリカとヴェトナムとの関係正常化ができないでいる最大の理由は、行方不明米兵。

とにかく便器に座っているときは、みんな考える人の姿勢になる(オーデン)。

ノアの方舟が難破したというアララット山。

二十世紀というのは、何に対しても、国家がすべての答えだと言おうとしてきた時代です。国家の優劣を競うことが、あたかもイデオロギーになった。

« 神山四郎『歴史入門』講談社現代新書 | トップページ | 河本薫『会社を変える分析の力』講談社現代新書 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 田中直毅他『映画で読む二十世紀 この百年の話』朝日文庫:

« 神山四郎『歴史入門』講談社現代新書 | トップページ | 河本薫『会社を変える分析の力』講談社現代新書 »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック