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2014年4月 2日 (水)

上田正昭『帰化人 古代国家の成立をめぐって』中公新書

飛鳥文化や天平文化の背景には、彼らのもたらした新技術や新知識が渦まいており、いわゆる「帰化人」の力は、古代日本人の生活に大きなはたらきをおよぼしている。

日本古代の王室や貴族の血脈に、中国や朝鮮の人々がまじわりをもつ事実・・・

高野夫人とは、桓武天皇の母であった高野新笠のことである。

父方の血脈のみならず、母方の恩愛をのべる異例の宣命が出されもしたのである。

桓武天皇が、一方において天智天皇の法をうたいあげ、他方において百済系の血脈につながらう母のいさおをたたえまつるのである。

古代の王朝にあっては、母が天皇の血をうけた皇女の出身でないということは、皇子の即位のひとつの障害になった。

「帰化」の概念の前提には、こうした王化の思想が、前提として存在していたのである。

『古事記』の内容が古い時代に多くの紙数をあて、『日本書紀』が近い時代に重点をおいている。

五経博士というのは、『易経』『詩経』『書経』『春秋』『礼記』、つまり五経にくわしい学者のこと。

538年こそが、わが国に百済から仏教が公につたえられた年であった。

百済とのつながりを無視して飛鳥文化を考えることはできないのである。

山城・大和・摂津・河内・和泉のいわゆる五畿内。

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