谷沢永一『紙つぶて二箇目 谷沢永一/コラムと断簡 1975-81』文藝春秋版
昭和五十四年一月二十七日朝、梅川昭美の母静子は、・・・・・彼女は二時間近く美容院の椅子に座っていたのである。誰もが唖然とした。髪ふり乱して息子の説得に駆けつけるという風な母親像とは全く異質の或る不気味さが感じられる。
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