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2014年5月25日 (日)

荒岱介『新左翼とは何だったのか』幻冬舎新書

ソ連邦の正式名称はソビエト社会主義共和国連邦でした。左翼を代表する国だったのです。

新左翼のこうした行動は、正しいと信じたイデオロギーにもとづき行われている。

社会主義といった場合、日本では旧ソ連邦を念頭におくのに対し、ヨーロッパではドイツなどの社会民主主義をさす。

新左翼の元祖は? トロツキーというのが正解です。

マルクス主義の基調は理性主義。

日本の新左翼のなかで労働運動への最大の浸透を果たしているが革マル派であることは、まぎれのない事実だといえます。

レーニンによれば、軍隊・警察・官僚機構がその暴力装置の実質であって、反革命の暴力には革命の暴力をもってしか対抗しえないと結論づけられました。

個人テロなどは、やってしまったあとには、自分が復讐されるだけの悲惨な現実しかもたらしません。

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