中島義道『人生を<半分>降りる 哲学的生き方のすすめ』ナカニシヤ出版
欧米の「誠実」とは、たとえ他人を傷つけても自分の信念に従ってあることを語り行為することですが、日本の「誠意」とは他人を傷つけないかぎりで自分の信念に従うことです。
・・・・・自分と弟子と学生以外だれも読まない教科書・解説書を同じ出版社からエンエンとひねり出している。
『追憶』というアメリカ映画は、・・・
高橋伸夫『できる社員は「やり過ごす」』・・・・・論文
黒人や在日韓国人や被差別部落出身者を差別するなという運動には大賛成であるけれど、娘が彼らと結婚することには大反対という「ものわかりのいい人」は多い。彼らは理論理性的平等主義者であり、けっして実践理性的平等主義者ではないということです。前者は後者と同じ土俵にいるわけではありません。行為においてそれを示すということが抜けている。それは人生においてもっとも「重いもの」が抜けているということです。
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