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2014年6月 7日 (土)

関根威『低成長時代に業績を伸ばす社長の条件』経営者新書

中小企業金融円滑化法で、銀行の返済条件を変更した会社(いわゆるリスケ)は、260万社のうち40万社に上ります。

今、日本中にある会社の中で、製造業の割合は9%程度しかありません。

高付加価値であるモノづくりの割合がどんどん減ってくれば、付加価値がつきませんから、給料や設備投資が上がっていく要素は見当たりません。

企業の成果、生存そのものは、努力の度合いよりも、努力の方向性で決まります。

「効率」はこちら側が決めることですが、「効果」はあちら側が決めることです。

一番大切なことは、一番大切なことを、一番大切にすること(スティーブン・R・コヴィー)。

私の事務所では、事業の機能を「中小企業の問題解決」と定義しています。

稲盛和夫さんは、昔自分の二重人格について相当悩んだそうです。

会計というのはまったく不思議なのですが、一番金額が大きくて、一番大切な売上高をひとくくりにしてしまって、支出として出ていくほうの費用を一生懸命細分化しています。

社長が押さえておくべき数字で一番大切なこと。社員一人当たりの生産性。

自己資本とは執行猶予。

銀行が、損益計算書の利益で真っ先に見るのは、営業利益です。

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