文藝春秋編『エッセイで楽しむ 日本の歴史 上』文春文庫
宇宙飛行士は、おしっこをすると、その袋を宇宙船の外へポイ捨てしているのだそうだ。
ご先祖さまたちが、盛大にごみを捨て続けてきてくれたからこそ、考古学という学問も成り立つのである。
『古事記』や『日本書紀』が記すこの時期の出来事の大部分は、のちにつくられた伝説だといってよい。
弥生時代の最大の謎は銅鐸である、といっても過言ではない。
「三種の神器」とは言うまでもなく皇位のしるしである。
藤原道長らがたよった陰陽師安倍清明。
日本人は、奈良を、正倉院を、シルクロードの終点と呼んでいる。
日本の精神文化界の巨峰を、私たちは遣唐使のリストのなかに見出すことができる。
自分の外から自分を見るような目を持つことが必要なのだ(世阿弥)。
世間の常識を超え、時代の秩序を無視して、まこと奔放に生きる者を称してバサラもの
親鸞
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