岡谷公二『神社の起源と古代朝鮮』平凡社
継体天皇は謎の天皇といわれる。
この古さは、神社信仰の成り立ちに朝鮮半島、とくに新羅・伽耶が或る役割を果たしていることを暗示する。
高天原を朝鮮半島、とくに新羅の慶州になぞられる説は江戸時代からあり、たとえば中島利一郎『日本地名学研究』の中には・・・・・
神社の成り立ちに、古代朝鮮、とりわけ新羅-伽耶の地域が或る役割を果たしたとだけは断言できる。
私たちにとってもっとも身近な神社であるお稲荷さんや八幡様が、最初渡来人の祀った神であったことは、すでに多くの人によって論じられている。
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