岡谷公二『神社の起源と古代朝鮮』平凡社
継体天皇は謎の天皇といわれる。
この古さは、神社信仰の成り立ちに朝鮮半島、とくに新羅・伽耶が或る役割を果たしていることを暗示する。
高天原を朝鮮半島、とくに新羅の慶州になぞられる説は江戸時代からあり、たとえば中島利一郎『日本地名学研究』の中には・・・・・
神社の成り立ちに、古代朝鮮、とりわけ新羅-伽耶の地域が或る役割を果たしたとだけは断言できる。
私たちにとってもっとも身近な神社であるお稲荷さんや八幡様が、最初渡来人の祀った神であったことは、すでに多くの人によって論じられている。
« 木暮太一『学校で教えてくれない「分かりやすい説明」のルール』光文社新書 | トップページ | 豊田裕貴『これだけ! ビジネス理論』すばる舎リンケージ »
「歴史」カテゴリの記事
- 古市憲寿『絶対に挫折しない日本史』新潮新書(2021.12.21)
- 出口治明『全世界史 上』新潮文庫(2021.12.15)
- 関厚夫『一日一名言 歴史との対話365』新潮新書(2021.01.16)
- 木村凌二『教養としての「世界史」の読み方』PHP(2020.12.22)
- 出口治明『「全世界史」講義 教養に効く!人類5000年史 近世・近現代編』新潮社(2020.12.21)
« 木暮太一『学校で教えてくれない「分かりやすい説明」のルール』光文社新書 | トップページ | 豊田裕貴『これだけ! ビジネス理論』すばる舎リンケージ »
コメント