富山和彦『結果を出すリーダーはみな非情である 30代から鍛える意思決定力』ダイヤモンド社
上部構造では決められない難しい問題ほど、現場レベルで決められる場合が多い。
日本の自治体は〝3割自治〟で、7割は国のカネに頼っている。霞が関におうかがいを立てないとならない。
国家の最高権力者、誰にも責任をなすりつけることはできない。
組合いが強くなりすぎて、経営に口出しするようになった会社は、だいたいつぶれる。
クリエイティビティの最前線を担うにふさわしい〝年齢〟はある。
日本では経済全体としては資本主義だが、会社の中は社会主義的な仕組みで成り立っている。
福祉の充実は、厳しい企業間競争とトレードオフの関係にある。
「捨象と集中」・・・捨てた後、残したものに集中する。
アメリカはヒロイズムが嫉妬を凌駕する文化の国だ。
英語では、一般の学問における博士号はすべて、ドクター・オブ・フィロソフィー(PhD)と言う。そう、学問は結局すべて哲学、すなわち「考えること」に本質がある。
経済構造とは、そのビジネスが儲かるか、儲からないかを決定している最も大きな要因は何か、ということだ。
経営における勝ち負けはシェアではないという点だ。勝ち負けを決するのは「儲かるか、儲からないか」以外にない。
戦略を考えるための3つの前提要素
- 経済構造
- 市場環境
- 競争ポジションの理解
『君主論』やシェークスピアの戯曲などは、まるごと組織論の教科書と言っても過言ではない。
革命は周縁から始まる。
坂本龍馬は、史実として彼の果たした役割はまったく不明である。
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