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2014年9月 4日 (木)

21世紀研究会編『法律の世界地図』文春新書

旧約聖書の律法はトーラーともよばれるが、これは「指針」という意味に近く、法律のことではない。

「アムネスティ・インターナショナル」のアムネスティは「大赦」を意味する一般名詞で、「忘れる」を意味するギリシア語に由来する。

大陸法というのはローマ法とゲルマン法、教会法(カノン法)、封建法が融合発展してきたものである。

ハンムラビ法典、ローマ法典、ナポレオン法典を世界三大法典とよぶ。

イギリスでは古くから、法は人間が制定するものではなくて客観的に存在するものだと考えられてきた。このような概念に基づく法体系を英米法という。

ローマ法の流れをくむ大陸法は、法とは人間が制定するものであるという考え方が基本となっている。

聖典クルアーンは法律書ではない。

ムフティーと認められた者があらわした法的な勧告がフォトワーとよばれるものだ。

シンガポールの法律が厳しいのは、つとに有名だ。

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