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2014年11月 4日 (火)

金賛汀『異邦人は君ヶ代丸に乗って-朝鮮人街猪飼野の形成史-』岩波新書

大阪府大阪市生野区桃谷-かつて猪飼野地区と呼ばれた在日朝鮮人の密集居住区・・・

戦前、猪飼野は大阪市東成区の行政区域内にあった。

「釜ヶ崎」、この地域は「愛隣地区」と地名が変更され・・・

猪飼野の住人の大多数は朝鮮での出身地が済州島であり、老人たちの多くは昔のままの済州島の方言で話をする。

鶴橋、中本、今里、東小橋などの朝鮮人多住地帯・・・

比売許曾神社

大阪に朝鮮人移住者が大量に住みつくようになったのは、1922年以後である。

東小橋の俗称「朝鮮町」

済州島は李朝時代に流刑地とされたことから・・・

朝鮮の葬儀で日本と違っていたのは、当時朝鮮は土葬であったことである。

猪飼野には御幸森通り商店街、通称「朝鮮市場」と呼ばれる商店街がある。

アジュモニ(おばさん)

植民地支配のもとで、朝鮮人が日本で最下層の低賃金労働者として、日本の資本主義社会の構造の中に組込まれていったことは、在日朝鮮人の職業を見れば一目瞭然であった。

猪飼野は在日朝鮮人の典型的な零細工場労働者の居住地域であった。

在日朝鮮人問題はそれはまた日本人の問題でもある・・・

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