杉晴夫『論文捏造はなぜ起きたのか?』光文社新書
ニュートンは大自然の法則をつかんでいたのであり、・・・
音楽の分野では、不滅の作品を残した作曲家を「楽聖」といい、自然科学では「学聖」と呼ばれる。
山中の評価では、わが国と米国との争いは「一勝十敗」の状態であるという。
審査法はNIHに学ぶべし。
この研究不正、論文捏造はある意味では必然と思えるもので、研究課題を選ぶ自由がなく、研究のモティベーションを失い、その上に性急に研究成果を求められれば、当然の帰結として、追いつめられた研究者はそれらの不正行為に走らざるを得ないであろう。
« 山口真導『起業5年目までに知らないと損する 節税のキホン』すばる舎リンケージ | トップページ | 田村次朗『ハーバード×慶應流 交渉学入門』中公新書ラクレ »
「読書論」カテゴリの記事
- 亀井卓也『5Gビジネス』日経文庫(2022.06.21)
- 帝国データバンク情報部『コロナ倒産の真相』日経プレミアムシリーズ(2022.06.21)
- 川合章子『あらすじでわかる中国古典「超」入門』講談社+α新書(2022.06.09)
- 伊藤亜紗編『「利他」とは何か』集英社新書(2022.05.16)
- 神里達博『リスクの正体ー不安の時代を生き抜くために』岩波新書(2021.11.30)
« 山口真導『起業5年目までに知らないと損する 節税のキホン』すばる舎リンケージ | トップページ | 田村次朗『ハーバード×慶應流 交渉学入門』中公新書ラクレ »
コメント