ジャパン・ミックス『歴史を変えた偽書 大事件に影響を与えた裏文書たち』JapanMix
ヒトラーの『我が闘争』のページを開くと、そこかしこに『議定書』でお馴染みの論理や言葉がちりばめられている。
ヒムラーは、優生学的管理のもとにアーリアの純粋人種を育成してゆこうという目的の「生命の泉」協会を設立させている。
プラトーンが、その対話篇『クリティアース』と『ティーマイオス』との中で、彼の時代から九千年程前に、大西洋にアトランティスと呼ばれる島ないし大陸があり、高い文明を誇っていたが、一夜にして海底に沈んでしまったと書き残している。これがいわゆる〝失われた大陸〟説の始まりである。
『勇者ライディーン』では、主人公はムーの女性と日本人男性との間に生まれたことになっており、ムーは常に母親のイメージとオーヴァーラップして登場していた。
磯部浅一は獄中日記で天皇への怒りをあらわにしている。
中沢新一があるところで語ったところによれば、麻原の座右の書は中沢の『虹の階梯』、そして『宮下文書』だというのだ。
« 一倉定『経営の思いがけないコツ』日本経営合理化協会出版局 | トップページ | 廣松渉『<近代の超克>論 昭和思想史への一視角』講談社学術文庫 »
「歴史」カテゴリの記事
- 古市憲寿『絶対に挫折しない日本史』新潮新書(2021.12.21)
- 出口治明『全世界史 上』新潮文庫(2021.12.15)
- 関厚夫『一日一名言 歴史との対話365』新潮新書(2021.01.16)
- 木村凌二『教養としての「世界史」の読み方』PHP(2020.12.22)
- 出口治明『「全世界史」講義 教養に効く!人類5000年史 近世・近現代編』新潮社(2020.12.21)
« 一倉定『経営の思いがけないコツ』日本経営合理化協会出版局 | トップページ | 廣松渉『<近代の超克>論 昭和思想史への一視角』講談社学術文庫 »
コメント