ちくま評伝シリーズ『レイチェル・カーソン』筑摩書房
多くの人がありがたがって使っている殺虫剤・農薬などの合成化学薬品が、いかに有毒性の危険なものであるかを告発したのです。
ロングアイランド事件
レイチェルが、ここから「すべてが始まった」と話したように、『アトランティック・マンスリー』に掲載された「海のなか」という四ページのエッセイは、・・・
レイチェルは、殺虫剤・農薬を使おうとするならば、個々の薬品についてもっと厳密に科学的検証がなされるべきで、使う際には、管理を厳しく、もっと抑制的であるべきだと言っているのです。
第一章の「明日のための寓話」がフィクションだったことが、全体の批判につながったと書きましたが、・・・
彼女が着目したのはDDTという蚊やダニといった害虫に対する殺虫剤でした。
センス・オブ・ワンダーという言葉を教えてくれたのも彼女でした。
動きながらバランスをとること-動的平衝
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