ちくま評伝シリーズ『レイチェル・カーソン』筑摩書房
多くの人がありがたがって使っている殺虫剤・農薬などの合成化学薬品が、いかに有毒性の危険なものであるかを告発したのです。
ロングアイランド事件
レイチェルが、ここから「すべてが始まった」と話したように、『アトランティック・マンスリー』に掲載された「海のなか」という四ページのエッセイは、・・・
レイチェルは、殺虫剤・農薬を使おうとするならば、個々の薬品についてもっと厳密に科学的検証がなされるべきで、使う際には、管理を厳しく、もっと抑制的であるべきだと言っているのです。
第一章の「明日のための寓話」がフィクションだったことが、全体の批判につながったと書きましたが、・・・
彼女が着目したのはDDTという蚊やダニといった害虫に対する殺虫剤でした。
センス・オブ・ワンダーという言葉を教えてくれたのも彼女でした。
動きながらバランスをとること-動的平衝
« 児玉尚彦他『3年で「経理のプロ」になる実践PDCA』日本実業出版社 | トップページ | 辻隆太朗『世界の陰謀論を読み解く ユダヤ・フリーメーソン・イルミナティ』講談社現代新書 »
「歴史」カテゴリの記事
- 文藝春秋編『世界史の新常識』文春新書(2024.02.01)
- 磯田道史『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』NHK出版新書(2023.06.18)
- ジュディス・S・ニューマン『アウシュヴィッツの地獄に生きて』朝日文庫(2023.01.29)
- 関眞興『30の戦いからよむ世界史 上』日経ビジネス人文庫(2022.08.02)
- 竹村公太郎『日本史の謎は「地形」で解ける』PHP文庫(2022.07.12)
« 児玉尚彦他『3年で「経理のプロ」になる実践PDCA』日本実業出版社 | トップページ | 辻隆太朗『世界の陰謀論を読み解く ユダヤ・フリーメーソン・イルミナティ』講談社現代新書 »
コメント