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2014年12月16日 (火)

アイアコッカ『アイアコッカ わが闘魂の経営』ダイヤモンド社

ヘンリー・フォード二世は、私の家族を苦しめた。そのことを、私は絶対に忘れない。

マクナマラは、私に向かっては、考えたことは必ず書けと教えた。

マクナマラをはじめとするフィズ・キッズの最大の功績は、フォード社に最も欠けていた経理面の管理を確立したことだった。フォード社の最大の弱点は経理だった。

上に立つ者は、ローマ法王より清潔で猟犬の牙のようにきれいでなければならないと、マクナマラは口ぐせのように言った。超然たれと説き、みずからそれを実践した。「みんながやってることだから」という口実を、彼は許さなかった。

人生で一番大切なのは、タイミングなんだよ。

まず、聞き手は何の予備知識も持たずに来るのだから、最初にスピーチの主題をざっと紹介する。次に、本題に入る。最後に、何を話したかをまとめる。必ず、この原則を守ることにしている。私が習ったもう一つのコツは、話し終える前に聴衆に行動をうながすことだった。何でもいいが、注文をつけずに聴衆を帰してはならない。

トップ経営者に私が求める資格は、猛烈に働く能力。

フォード二世は日本嫌いだが、ヨーロッパには目がなかった。

死ぬときに真の友が五人いれば、すばらしい人生だったと思え。

私が自動車業界最大の人物と仰ぐアルフレッド・スローン

経営者の多くがそうであるように、長期的な会社の福利より来期の収益ばかりを考えていた。

創立者ヘンリー・フォードに経営の才が皆無

現場の工員に、アイデアを出せば聞いてもらえるという雰囲気をつくることこそ、品質向上の最も大切なコツなのである。

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