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2015年1月 2日 (金)

山口昌男『歴史・祝祭・神話』中公文庫

鎮魂とは、人を無に対面させる混沌のエネルギーと直面させる行為

二十世紀のスペインには、歴史の神話的原像を想わせるすべての要素が出揃っている。

マルセル・モースの「贈与論」

シェークスピアの創造になるフォルスタッフ

魂のジュリエッタ

ヒトラーは、ユダヤ人を、神話につくりあげて、それを利用したのだ。

占領軍が筋書きを書いたと考えられても仕方ない状況のもとに起こった松川事件

戦争が祝祭の一形式であるというバタイユ

アナルコ・サンディカリスト

叙事詩人エイゼンシュタイン

エピステーメ(認識)

彼の年来の研究テーマである<トリックスター>

西洋型文明社会が自らの優位を顕示するために「未開」と名付けたあれらの社会へ・・・

ヒトラーのナチズムのように自らの権力を壮大な演劇的典礼の仮面に仕立てる・・・

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