康熙奉『知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』じっぴコンパクト新書
朝鮮王朝実録
韓国はいまだに科挙の国
王は皇帝より格が一つ下だ。
朝鮮王朝時代の特徴は、
- 王を頂点とする強固な中央集権王朝だった
- 徹底した儒教社会でその生活規範が津々浦々まで浸透していた
- 政治は武人でなく高等官僚が仕切っていて常に権力闘争が激しかった
チョゴリとは上着のことです。・・・その下に、女性はチマと呼ばれるスカートをはき、・・・
王の名の最後が「祖」「宗」「君」の3つにわかれている。
明が推薦してきた〝朝鮮〟に国号は決まった。
儒教社会は商売というものを低く見る傾向が強く、商人は軽んじられた。
儒教の理念からいえば、頭を使う仕事が第一なのである。その風潮は現在の韓国社会も変わらない。
両班というのは、文官を意味する〝東班〟と、武官を意味する〝西班〟を合わせた呼称だ。
加藤清正は日蓮宗の信者として有名で、・・・
東医宝艦
「東医」とは、中国の「漢方」に対して朝鮮固有の医学を意味している。
今でも韓国では町中に仏教寺院があまりないが、それは仏教が排斥の憂き目にあった名残である。
« 加藤秀俊『一年諸事雑記帳 上 一月~六月』文春文庫 | トップページ | 矢矧晴一郎『戦略的意思決定ガイド』日本能率協会 »
「歴史」カテゴリの記事
- 古市憲寿『絶対に挫折しない日本史』新潮新書(2021.12.21)
- 出口治明『全世界史 上』新潮文庫(2021.12.15)
- 関厚夫『一日一名言 歴史との対話365』新潮新書(2021.01.16)
- 木村凌二『教養としての「世界史」の読み方』PHP(2020.12.22)
- 出口治明『「全世界史」講義 教養に効く!人類5000年史 近世・近現代編』新潮社(2020.12.21)
« 加藤秀俊『一年諸事雑記帳 上 一月~六月』文春文庫 | トップページ | 矢矧晴一郎『戦略的意思決定ガイド』日本能率協会 »
コメント