岡本吏郎『中小企業経営者のための本気で使える経営計画の立て方・見直し方』すばる舎リンケージ
ハイデガーは、自分の死を鋭く意識することを「死への先駆的覚悟性」と呼びました。この死の自覚から、自分の生の意味を捉え直す。そして、再構成する試みがはじまる。この試みを「投企」と言います。企てを投げつける・・・・・。・・・・・人は無理やり世界に投げ込まれた存在かもしれませんが、同時に、新しい可能性を投げ込むことができます。
足下の紙くず一つ拾えぬ程度の人間に何ができよう(森信三)
しなければならないことをしないとき、最も忙しい(エリック・ホッファー)
知っていること、知らないことよりも、われわれが知ろうとしないことのほうが、はるかに重要である(エリック・ホッファー)
経営計画の目的は、「正の連鎖反応を作り出すこと」です。
経営計画は“見たくない現実”を見る道具
景気がいいということは悪くなる前兆だし、鉄が今安いと言っているけれども、これは高くなる前兆だと思う(本田宗一郎)。
必要条件
その時提出される数字は、“絶対にできる固い数字”(確定数値)、“条件つきでできる数字”(必要条件確認のための数値算出)。そして、二つの数字を参考にして出される“希望的数字”(目標数値)の三種類になります。
戦争のプロは兵站を語り、戦争の素人は戦略を語る。
『三国志』、『十八史略』、『戦国策』などの中国古典には、“必要条件”の重要性がたくさん語られています。
必要条件を簡潔かつ明確にするほど決定による成果はあがり、達成しようとするものを達成する可能性が高まる(ドラッカー)。
1998年に、マイルズ・シェイバーが論文を発表して以後、・・・
そこに着くはるか前に橋をつくっておく(ドラッカー)
経営は基本的に「敗者のゲーム」です。
運は、準備された心にのみ宿る(パスツール)。
フェリーニ『8 1/2』・・・ラストシーンで主人公の映画監督が石につまずいた瞬間、アイデアが溢れ出す
人類が測定をはじめたのは、ガリレオ以後とされています。
道徳を忘れた経済は罪悪であり、経済を忘れた道徳は寝言である(二宮尊徳)。
商売の分岐点は単価にある。
問題は、あなたが認めるまで悪化していく(フィリッピ・マグロー)。
哲学者たちは世界をたださまざまに解釈してきたにすぎない。肝腎なのは、世界を変革することである(マルクス『ドイツ・イデオロギー』)。
要するに、われわれは古めかしいものに反抗すべき必要は全然ない。新しいものに反抗すればよいのである(G.K.チェスタトン)。
進化とは、俗な表現をすれば、「一回目にうまくいかなかったら、今度は別の方法でやってみる」ことです。
延期は断念である(ドラッカー)。
ゲーテ
師に学ぶということは、“美観”を身につけることです。
ヴィトゲンシュタインは、「超越確実性言明」ということ言いました。
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