平野敦士カール『カール教授のビジネス集中講義 ビジネスモデル』朝日新聞出版
企業は常に新規事業を生み出す仕組みをつくらなければ未来はないのです。
アナロジー思考とは、すでにあるビジネスモデルを他の業種に適用することで、新たなビジネスモデルを生み出す考え方です。
パソコンのプリンターの本体を安くしてインクで稼ぐというビジネスモデルは、カミソリの柄を安くして刃でもうけるという「カミソリの刃」モデルを転用したものですし、オフィスで気軽にお菓子が買えるオフィスグリコは、富山の置き薬と同じビジネスモデルです。
オフィスグリコは、BtoCからBtoBにシフトして、成功した例です。
トゥリーズ法・・・ソビエト連邦(現ロシア)海軍のゲンリッヒ・アルトシュラーが中心になって開発した発想法です。
あらゆる生物は生物から生まれる(フランチェスコ・レディ)。
アメリカ西海岸でのゴールドラッシュの際に、一番もうかったのはリーバイス。
大切なことは顧客視点で見てメリットがあることを企業側が先に顧客に提供すること。
アンバンドル化とは、従来、ひとつの会社が行っていたバリューチェーンの一部を切り離すことです。
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ナイキは、もともと日本のアシックスの販売代理店をしていました。
韓国の現代自動車も、もともとは日本の三菱自動車と提携してエンジンを購入していましたが、・・・
企業価値は債権者価値と株主価値を合計したもののことです。
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