井上和弘『儲かる会社をつくるには赤字決算にしなさい 会社にお金を残す32のコツ』ダイヤモンド社
違約金・・・・・残りの返済計画で支払うべき金利の総額を示しているだけです。
予想もしていない危機が起こったときに、すぐにつぶれるのは、借入金がたくさんある企業です。
ポイントは「営業利益」と「自己資本比率」
営業利益は黒字を確保したうえで、税引前利益を赤字にするのです。
銀行は、貸したくても貸すところがなく、国債に投資するほかない状況なのです。その結果、国債金利は依然として低いままです。
企業体力指数は、「ROA(総資産経常利益率)×自己資本比率」で計算します。
回転主義が求められる中小企業では、P/Lよりも、B/Sを見るべきです。回転主義の経営にシフトすることが財務に強くなる秘訣なのです。
タワーマンション・・・・・マンションは高層階に行けば行くほど値段が高くなります。しかし、土地の値段は低層階でも高層階でも同じです。それならば、たくさん償却できる部分が多い高層階のほうが有利になります。
調査官個人の評価対象時期は、新年度開始の7月から翌年の2月頃までです。つまり春の3~6月に頑張っても評価されることは少ないため、調査に大して力が入りません。・・・・・「調査を軽くしようと思えば、決算期を12月か1月にしたらいいのです」
原則は更正決定であって、修正申告は例外だということです。そして、修正申告には気安く応じてはいけません。
« 植木安弘『国連広報官に学ぶ問題解決力の磨き方』祥伝社 | トップページ | 高垣行男『経営者の戦略決定』創成社 »
「経営分析」カテゴリの記事
- 都井清史『業種別エキスパート経営分析』きんざい(2017.04.27)
- 古田土満『ダントツ人気の会計士が社長に伝えたい 小さな会社の財務コレだけ!』日経BP社(2017.04.03)
- 小宮一慶『「ROEって何?」という人のための経営指標の教科書』PHPビジネス新書(2017.03.20)
- 田中威明『取引先の倒産を予知する「決算書分析」の極意』経営者新書(2016.12.05)
- 内田正剛『「不正会計」対応はこうする・こうなる』中央経済社(2016.10.02)
コメント