高垣行男『経営者の戦略決定』創成社

PIF（Proto Image of Firm, 企業原イメージ）型の経営者は、自社に対するイメージを明確に持っており、これにピッタリ合致するかどうかを意思決定の判断とする。企業の創立者が持っていたイメージは、企業の文化に大きく影響する。

PA（Profit Arithmetic, 利益算術）型の経営者は、業界知識、企業が持つ経営資源や実行を可能とする能力、強み・弱み、そしてビジネスセンスを基にして、利益を生みだす根源は何かについて熟知しており、分析的で合理的である。つまり、どこをどうやれば利益が出るかを、経験を駆使して見出そうとする。

SPAという言葉は、米国の衣料品小売り大手GAPのドナルド・フィッシャー会長が、1986年度の株主総会資料で使った「Specialty store retailer of private label apparel」の頭文字が発祥である。

リーダーシップ研究の系譜

【特性論】

• プラトン『国家論』、マキャベリ『君主論』
• カーライル『リーダーシップ偉人説』
• ビネ、シモン
• ストックディル
• アーウィック

【スタイル論】

• リカート「ミシガン研究」

【行動論】

• シャートル「オハイオ研究」
• レヴィン「アイオワ研究」
• ブレイクとムートン「マネジリアル・グリッド」
• 三隅二不二「PM理論」

【条件適応論（状況論）】

• フィドラー
• ハーシーとブランチャード

【カリスマ的】

• ヴェーバー
• ハウス
• コンガー、カヌンゴ

【変革型】

• コッター
• カンター

【道徳的創造物】

• バーナード