フォト
無料ブログはココログ

amazon

« 川北義則『アラン 幸福論』KKロングセラーズ | トップページ | 福田和也『贅沢な読書』光文社 »

2015年4月 5日 (日)

森毅『「数学という文化」』太郎次郎社

高校までに教わる数学というと、大部分が十七世紀ごろに考えられたものである。

いまの日本人だって、朝鮮系とかアイヌ系とかいっても、もうなにがなんだか、・・・

スターリンの民族論は、言語共同体に目をつけた。

渡来人問題やら芸能民問題やらを無視して、「日本人」もあったもんじゃない。

歴史教科書については、中国人の作った日本史教科書や、アメリカ人の作った日本史教科書が、日本の学校で使われるような時代が、早くきてほしいとは思っているが、・・・

江戸文化を支えるもの、たとえば、茶や焼きものばかりか、朱子学や数学も朝鮮渡来なのである。

アイルランド人のスイフトが「ガリバー旅行記」のなかでニュートンを風刺しているのは、・・・

ライプニッツの周辺にいたのは、女王さまやら王女さまやらで、・・・

ライプニッツの哲学はとてもすごいもので、けっしてカントごときによって超えられたとは思われない。

ピアニストには三種類しかいない。ホモのピアニストと、ユダヤ人のピアニストと、ヘタなピアニストだ。

秀吉が千利休を重用したのは、彼らが文化外交を支配していたからで、天下を統一するとそれが不用になった、というのが小松左京の説である。

ノイマンは、テラーやシラードとともに原爆にかかわったので、ハンガリーの三悪人と呼ばれる。

« 川北義則『アラン 幸福論』KKロングセラーズ | トップページ | 福田和也『贅沢な読書』光文社 »

読書論」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 森毅『「数学という文化」』太郎次郎社:

« 川北義則『アラン 幸福論』KKロングセラーズ | トップページ | 福田和也『贅沢な読書』光文社 »

2025年4月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

最近のトラックバック