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2015年4月10日 (金)

植松亮『会計士が教える銘柄選び 業種別の攻略法はこれだ!』日本経済新聞出版社

決算数値は業種ごとにその特徴が大きく異なります。

「経常利益」より「営業利益」と「当期純利益」を重視する

株価は将来の業績を先取りして決まるといわれます。

本業で稼いだ利益であれば、翌期以降もある程度は同様の業績を期待できますが、・・・

最近では「臨時に発生する損益もすべて経営者のコントロール下である」という考え方が広まってきました。

EPSは企業規模に関係なく業績面から株価を分析できる点が優れているといえます。

EPSが順調に伸びているのに株価が低迷している銘柄を発掘できれば、大きなキャピタルゲインを得られる可能性があるといえるでしょう。

BSは左右に分けて考えるのが基本

資産は逆三角形ほど安全性が高い

株主資本と評価・換算差額等を合わせて自己資本といいます。

当期純利益は決算対策次第で数字が大きく変動するため、・・・

自己資本の少なさがROEを高くするケースや、逆に自己資本が充実しすぎているためにROEが低くなるケースがある点には注意が必要です。

株主の立場から投資効率を見るにはROEの方が適していますが、株主以外の債権者や取引先などの立場からすれば、全資産に対する経常的な収益性を示すこのROAの方が適していると考えられます。

成長ステージごとに業績傾向が異なる

半導体業界にはシリコン・サイクルといわれる有名な景気変動のサイクルがあるからです。

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