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2015年6月27日 (土)

清水孝『現場で使える管理会計』中央経済社

IMAも2009年には管理会計の定義を「経営管理者の意思決定を支援し、計画策定および業績管理システムを考案し、組織の戦略を策定し実行する際に、経営管理者を支援するよう財務報告や財務コントロールにおける専門的見解を提供することを含む専門的な機能」と変更しており、非常に幅広い定義になっていることがわかります。

BSCが日本で導入されなかった理由としては、たとえばMBOや方針管理といった業績管理のツールがすでにあったからだとか、もともと顧客や従業員を大事にする国民性だから、今更BSCを導入しなくても会社には考え方が十分身についているという声をよく聞きます。

小売業界では、顧客満足と企業の時価総額には負の相関があることも指摘されています。このことは、小売業界では顧客満足を高めるために必要な費用が収益の増加を超過するという可能性があることを意味しています。

勘定科目精査法は、前年の実績売上高を基礎としている点にポイントがあります。

ホープとフレイザーがBeyond Budgeting Round Tableという組織を作り、Beyond Budgetingという考え方を発表しました。わが国でも脱予算経営とか超予算経営という名前で取り上げられています。

アメリカの音楽配信会社であるハンドルマン・カンパニーが2009年に倒産したという話です。・・・・・BSCを使用して成功した事例として、キャプランとノートンの『戦略マップ』に登場しているからです。

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