古田土満『社員100人までの会社の「社長の仕事」』かんき出版
損益計算書は全社員が作り上げるもの、貸借対照表は社長ひとりで作るもの
経営理念は、3つでも4つでもかまいません。ただし、その中に必ずひとつは社員に関することを盛り込んでください。そして、できれば、
社員に関することを1番目に表現します。
社長が毎月1回チェックすべき5つの数字
- 当期純利益
- 売上債権(受取手形・売掛金)の増減
- 棚卸資産の増減
- 買掛債務(支払手形・買掛金)の増減
- 借入金の増減
損益分岐点比率は業種・業界を問わず使える数字
「営業利益+減価償却費」で、借入金の返済額を賄えているかどうかがポイント。
「税引き後当期利益+減価償却費の額>借入金返済額」・・・こういう状況でないと、資金繰りは円滑には回らないということになるのです。
固定費生産性=粗利益÷固定費
資金状態は、「流動資金の部」を加味せずに、「損益資金」+「固定資金」+「売上仕入資金」の合計で見ることが大切なのです。
長期借入金の返済額をフリーキャッシュフローで賄えているかどうか
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