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2015年9月 5日 (土)

立花隆『天皇と東大 Ⅰ大日本帝国の誕生』文春文庫

東大は、明治新政府が日本を近代国家として一刻も早くたちいくようにするために、西洋文明の摂取と人材育成のために作った大学だから、・・・

一般教養教育をしっかりやってから専門教育へというヨーロッパの大学教育の伝統に根ざした発想である。

日本の近代化というのは、明治のはじめからこれなのである。何でも金さえ出せば買えると思い、成果だけを買ってきて、それをどうやって産み出したかを学ぼうとしないのだ。自ら種子をまくことや、若木を育てる努力を惜しむから、いつまでたっても自分で新しいものを作りだせないのである。

天皇機関説とは何かというと、国家の主体はどこにあるのかという問題である。言葉を換えていえば、国家の統治権はどこに属しているのかという問題である。

ドイツ、フランスは国立大学が中心だが、イギリス、アメリカは国立大学がほとんどなくて、市立大学ないし公立大学が中心である。

教育勅語というと、一般には、初等中等教育への指針として与えられたというイメージがもたれているようだが、実はむしろ、ここに書かれているような高等教育への不満がその底流にあったのである。

大学で何かことが起きたときに、総長にどのような人物が座っているかで、事態の展開がぜんぜんちがったものになる・・・・・

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