宮沢章夫『NHK ニッポン戦後サブカルチャー史』NHK出版
サブカルチャーとは本来、中心にあるもの、上位にあるもの、正しいものからの逸脱(=ドロップアウト)である。
日本で最初に「サブカルチャー」という言葉が登場したのは、1968年。
サブカルチャーの出発は1956年のアメリカ合衆国です。
その上位文化とされているものの中心は、これはもうどう考えてもヨーロッパです。世界史レベルで考えても、世界の中心はかつてヨーロッパだったということは明白です。
大島渚
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