竹内実『毛沢東』岩波新書
中国社会を支配する権力として、毛沢東は、政権、族権、神権の三つをあげている。
プラグマチズムがアメリカ帝国主義の哲学として批判され、・・・
二十年以内に共産主義社会を基本的にうちたてると豪語したフルシチョフを、これは人をあざむくものだと、毛沢東はこのようなマルクスの言葉を根拠に批判し、フルシチョフのいう共産主義はアメリカ式生活様式の共産主義で、ブルジョア社会主義の一変種であるといった。
文化大革命を印象づけるのは、紅衛兵の登場である。
文革を発動した毛沢東の意図が劉少奇打倒にあったことは、もはやまぎれもない事実である。
文化大革命は十年間つづいた。
文化大革命が開始されると、小学校から大学まで授業が停止された。
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