上山春平『神々の体系 深層文化の試掘』中公新書
神代史が皇室の権威の由来を説くためにつくられたものである・・・・・
セオリーとかイデオロギーというものは、特定の論理構成や価値尺度をともなうために、ある種の体系性をもたなければならないしかけになっている。
天孫降臨の場面になると、タカミムスビがしきりにアマテラスと名をつらねてあらわれる。
イデオロギーというものを、ある社会的集団の利益を正当化するための価値体系を構成する方向をはらむ思想
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