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2015年10月19日 (月)

堀田善衛『スペイン断章-歴史の感興-』岩波新書

このバスク語なるものは、世界の数ある言語のなかでも学ぶにもっとも難いものの一つであるらしく・・・

スペインの王様というものは、歴史的にも実に流浪の王たちであり、・・・

スペインはどこへ行くにしても、おそろしい山を越えなければならないのである。

山はスペインの救いである

歴史というものは読むものなのではなくて見るもの

スペインは一つの城である。フランスとの国境をなすピレネー山脈のことは言うまでもない。

ピレネー山脈からアフリカがはじまる

芸術家は、特に建築家は、才能だけでは生きられない、才能プラス才覚が必要である。

スペインは極端な人物に富む

スペインに歴史はない

「歴史」は年代記ではない

アリストテレスをはじめとするギリシャの哲学も科学も、はじめはアラビア語訳を通じて、スペインから西欧へ伝えられたものであった。大づかみに言ってそれが西欧のルネサンスを用意したのである。

キリスト教が堕落して来て何がキリスト教なのかどうかがわからなくなると、それを浄化するためには敵を求めることになるもののようである。

哲学者はその説くところを実行せず(セネカ)。

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