小谷野敦『面白いほど詰め込める勉強法 究極の文系脳をつくる』幻冬舎新書
大学生というのは、本来まじめに勉強しようと思ったら、授業料以外にもカネがかかるものである。
ある外国の作家が、一読して面白くなくても、信頼している人がいいと言ったらもう一度読んでみると言っていたが、これは至言であろう。
和歌も、『万葉集』だけはさすがにすばらしいが、・・・
大学でノートをとるというのは、明治期、まだろくに入門書とか概説書がない時代の遺物である。
やたらと細かな、あまり意味のない議論を「スコラ的」と言うのはこれから来る。
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