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2016年1月27日 (水)

浅田彰『迷走論 スキゾ・キッズの冒険』ちくま文庫

構造主義的に言うと文化とは差異の織物なのであって、差異がなければ文化じゃないというわけ。

子どもたちが病んでいる。それは家族が病んでいるせいだ。

精神分析は人間が欠陥動物だという前提から出発する。

近代というのは、神が死に、自然がすみずみまで脱聖化されることによって始まった時代である。

ラジオの深夜放送がひとつの文化を生みだしたというのは、すでに旧聞に属することだ。

いつまでも読むに耐えるテクスト、変形的読解に応じて新たな意味を産出し続けるテクストというものがある。それがいわゆる古典であり、・・・

マルクスのテクストを読んでいて印象深いのは、一種独特の不真面目なトーンであり、隙をうかがって走り出る駄洒落やユーモアである。

ケインズは自由放任を信じないのと同様、計画や統制をも信じなかった。

代表制ということを制度化したのはフランス革命であり、・・・

ナポレオンはローマの皇帝を真似してるし、ナポレオン三世はビスマルクに模倣される。

フロイトは『夢判断』のころにウィットについて書いている。

本居宣長(そして小林秀雄)の言う《純粋に日本的なるもの》とは実は「交通」の遮断によって作られた架構なのだという批判がなされ、逆に、《日本的なるもの》自体が中国などとの「交通」から生まれた産物なのだと論じた上田秋成に高い評価が与えられるのである。

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