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2016年1月10日 (日)

大日方隆『アドバンスト財務会計 理論と実証分析』中央経済社

わが国の会計学研究では、理論が偏重される傾向があるが、実証研究による検証を経ない理論は、神話、迷信、妄想などと区別がつかない。

優れた研究(論文)に必須の3要素は、

  1. 主題集約性
  2. 知的貢献(contribution)
  3. 反常識(counter-intuition)

導入(introduction)は、結論よりも重要である。

統計的分析は、「関連性のもっともらしさ」を確かめるものであり、「因果関係のもっともらしさ」を確かめるものではない。

仮説検証は、一般に、帰無仮説が棄却できるか否かの確認を通じて行われる。

海外の著名な研究者の論文と同じ統計技法を使っているからといって、正しい適用の証明にはならないことに注意したい。

会計利益は、名目資本維持と実現基準の組み合わせによって計算されているわけである。

今日の企業会計はこの名目資本維持会計に属していると考えてよい。

実現の概念は、いつ年度利益に算入するかという「利益の年度帰属」を決める概念であり、利益がいくらかを決める概念ではない。

資産負債アプローチを重視する姿勢は、繰延項目の貸借対照表への計上をできるだけ排除しようとする数々の会計ルールに明瞭にあらわれている。

既知の体系からは合理的に説明できない現象は、一般にアノマリー(anomaly)と呼ばれる。

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