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2016年3月

2016年3月29日 (火)

網野善彦・鶴見俊輔『歴史の話』朝日新聞社

天皇制という言葉は、コミンテルンの三二年テーゼが日本で翻訳されたとき、非合法下の日本共産党関係者が訳語として初めて使用したもので、本来、イデオロギー色がきわめて強い政治用語なのである。

「百姓」というのはたくさんの姓を持った平民のことですからね。

寺小屋は驚くべきことをやった。つまり、その当時のイギリス、フランスを超える教育の力を示していたわけです。

日本では七世紀末に天皇の称号のきまるまえの王を「大王」といっています。

いま日本で必要なのは、国際学ではなくて、むしろ民際学なんですよ。

台湾の学者は、漢民族の定義は儒教と漢字だといっていました。

齋藤孝『日本人は何を考えてきたのか 日本の思想1300年を読みなおす』祥伝社

私は、「日本人とは日本語を母語としている人」と答えます。

実際ブッダは、美人を紹介されてこの女生と結婚しなさいと言われたとき、「これはただの糞尿の塊にすぎない」と言って美女を退けたと言われています。

ブッダが現われる以前から、インドにはウパニシャッドと呼ばれる宇宙の解明を目指す哲学がありました。そこでは、この世界は宇宙の統一原理であるブラフマンそのものであり、個人であるアートマン(我)がどのようにしてブラフマンと一体化するかということが課題として論じられています。

漱石はロンドンの下宿で、こんなに西洋人にばかにされるのはうんざりだ、自分は英文学を勉強しているけれど、もうこれからは自分の理論でやらせてもらう、とある意味開き直ったのです。

「維新」と言いますが、その実態は「王政復古の大号令」なので、新しくなったというよりも「復古」だったのです。

本居宣長は、『源氏物語』を通して「もののあはれ」というものを見いだします。それは彼の師である賀茂真淵が、『万葉集』の研究を通して発見した日本人の精神の強さ「ますらおぶり」に次ぐ大和心の発見でした。

「もののあはれ」とは、ごく簡単に言うと、日本人の持つ「はかないものを愛するやさしい気持ち」です。

2016年3月19日 (土)

黒澤晃『マーケティング・センスの磨き方』マイナビ新書

ナンバーワンになるためには、コストがかかるのです。しかし、ナンバーワンになればその絶大な競争力によってコスト以上の利益を生むのです。

顧客はハンターになった(コトラー)。

商品コンセプトはいちばん重要度の高いものです。日本国憲法で言えば前文です。全体をつらぬく理念です。明文化されることで、社内が統一化され、社外で差別化されます。

メモは書くより、読み返すもの。

優れたリーダーは、『私』とはいない。意識していわないのではない。『私』を考えないのである(ドラッカー)。

岸田雅裕『マーケティングマインドのみがき方』東洋経済新報社

ヒットの生まれる背景には、「必然性のある大きな波」「大きな波の揺り戻し」「全然関係ないノイズ」の三つがあります。

ニューヨークが舞台の映画は必ず見る。

もともとアバクロは「スノビズム」というか、「ちょっと鼻持ちならないテイスト」を隠し持っているブランドです。

コーチの社長は「経営にはロジックとマジックが重要だ」といっています。アパレルやファッションというのは、アートディレクターやデザイナーなどのインスピレーションがすべてで、基本的に「マジック」のほうだけで勝負するのが普通です。

マーケティングマインドとは、お客に「買う理由」を提供することといえます。

2016年3月10日 (木)

カール・ポランニー『経済と文明 ダホメの経済人類学的分析』ちくま学芸文庫

ポランニー理論の基軸をなす非市場社会の原理が、・・・

彼自身は、経済人類学を柱としてコンパラティブ・エコノミストだと考えていたのである。

互酬とは、血縁関係や友人関係における社会的義務となっている贈与行為であり、再配分とは、政治的または宗教的な中央権力への社会的義務としての財物の支払いである。

人間の世界はつねに市場制度に向かうシステムだと経済学者によって解釈されてきたが、そのことには薄弱な根拠しかない。

ダホメの経済は、地方市場によって補われている互酬と、家庭経営の網の目をとおして調和させられている再配分的支配と、地方的自由のバランスの上にのっていた。

2016年3月 9日 (水)

宮台真司・北田暁大『限界の思考 空虚な時代を生き抜くための社会学』双風舎

ヘタレ右翼は「自己決定はいかん、伝統を守れ」と言います。・・・・・「これが伝統だ」として言挙げされたものを強制しようとします。

国家のごとき歴史なき人工物・・・

「超越」とは<世界>の外という意味で、もともとはセム族の唯一絶対神のことを指します。

通常の近代憲法が人権不可侵の規定からはじまるのに、現行憲法は天皇の規定からはじまるということからして奇天烈です。

再帰性とは、それまで自明性に浸されていた選択前提が、自覚的な選択対象になることです。

部分を最適化するロジックと、全体を最適化するロジックは、別物です。

映画を大量に見れば、映画が反復芸術であることは自明です。

ヘーゲルの『精神現象学』がゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』の反復

中国では、公安部におけるような超エリート向け愛国教育と、大衆向け愛国教育を区別していて、本物のエリートの卵には「中国がいかにダメな国だったか」を徹底して教えるんです。

2016年3月 5日 (土)

古田博司『ビジネスにも人生にも役立つ 使える哲学』Discover

西洋の思考には「向こう側」の世界というものが存在する。

アリストテレスの『形而上学』・・・「シモン」という鼻の形・・・真木よう子、サンドラ・ブロック

近代哲学ではイギリスが勝ち、ドイツが負けた。

ヨーロッパでは「向こう側」を「イデア」といいますが、・・・

マルクスの思想は「労働価値説」と「唯物史観」と「階級闘争」の3本の柱から成っているわけですが、・・・

三島由紀夫はヘーゲルを読んでいるのは確かです。

筑波にいい学園都市・・・・・ソ連のノボシヴィルスク

ジェットコースターを後ろに走らせた人がいます。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・・・

前田亮一『今を生き抜くための70年代オカルト』光文社新書

オカルトブームの検証記事は、雑誌『ブブカ』(白夜書房)が最初だった。

アダムスキーは・・・・・一種のカルト集団を率いたときもあった。

ユング

デーヴィッド・アイク

ネス湖のように水の透明度が低くてプランクトンが少ない環境で、巨大生物が存在するということはあり得ないという見方が支配的になっていった。

白眞勲『日韓魂 日本と韓国に生き、世界を見つめる』花伝社

例えば日本では、招かれた先の玄関では、靴のつま先を外に向けて揃えるのが正しい礼儀とされています。一方韓国では、同じく靴を揃えはするものの、つま先を内側、脱いだままの方向に揃えるのが当たり前です。これは、退出時に相手にお尻を向けない、きちんと顔を見るという意味で、韓国人にとってはむしろ、つま先を外側に向けているほうが不自然なのです。

日本とロシアの間には現在、平和条約は存在しません。

日本人にとって竹島問題は領土問題以上でも以下でもありません。しかし韓国人にとっては、領土問題のみならず歴史認識問題なのです。

韓国の大統領は、慰安婦問題に取り組まないことがそのまま憲法違反になってしまう状況だから、ことあるごとに慰安婦問題を俎上に上げざるを得ないのです。

慰安婦は心の問題

マイナンバーにはおそらく早い段階で医療情報を入れてくる。そこに入れるのはDNA情報です。最近はテロリストも整形したり指紋まで変えたりしますが、DNAだけは変えようがないですからね。マイナンバーは税法だけではなく、実はテロ対策という意味でアメリカが急がせたのではないかと私は見ています。

2016年3月 1日 (火)

島田裕巳『お墓の未来 もう「墓守り」で困らない』マイナビ新書

今のところ、122歳というのが、我々人類の生きられる限界であると考えていいでしょう。

今のような墓参りの慣習が生まれたのも、実は戦後のことです。

墓を維持するには、その墓に参ってくれる人、掃除をしてくれる人、管理料を支払い続けてくれる人が必要になります。

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