瀧本哲史『戦略がすべて』新潮新書
「コモディティ化」とは、特定のジャンルにおいて、どの商品の品質も同じように高まると、顧客にとって代わり映えしなくなってしまう状態を指す。
多くの産業で、大企業と中小企業で資本生産性はそれほど変わらず、差がつくのは資本装備率なのだ。
従業員の給与は、付加価値額に労働分配率をかけたもので決まる。
元「○○」の個人の活躍が目立つようになったら、その出身母体の企業はすでにピークアウトしていると考えてまず間違いない。
自分が属する業界のことを知りつくし、かつ、新しい仕組みについてのアイディアを持てば、起業は成功する確率が高い。
GEのジャック・ウェルチが最も力を入れたプロジェクトが、クロトンビルの研修所
ドイツのレクラム文庫を範にした岩波文庫
マーケティングの最先端の世界では文化人類学のアプローチが消費者理解に活用されている。
MITでは、地雷除去ロボットが掃除機になった。
「最強の軍隊はアメリカ人の将軍、ドイツ人の将校、日本人の下士官と兵だ。最弱の軍隊は中国人の将軍、日本人の参謀、ロシア人の将校、イタリア人の兵だ」というジョークがある。
« 熊野純彦『現代哲学の名著 20世紀の20冊』中公新書 | トップページ | 浅田彰『構造と力 記号論を超えて』勁草書房 »
「経営戦略」カテゴリの記事
- ティム・ハーフォード『適応戦略 優秀な組織ではなく、適応する組織が生き残る』Discover(2023.09.06)
- 栢野克己『小さな会社の稼ぐ技術 竹田式ランチェスター経営「弱者の戦略」の徹底活用法』日経BP社(2023.01.22)
- 三品和広『経営戦略の実践2 企業成長の仕込み方』東洋経済新報社(2022.07.02)
- 嶋口充輝・内田和成・黒岩健一郎『1からの戦略論』中央経済社(2021.12.15)
- 牟田學『社長業全集 社長の売上戦略』日本経営合理化協会出版局(2020.03.22)
« 熊野純彦『現代哲学の名著 20世紀の20冊』中公新書 | トップページ | 浅田彰『構造と力 記号論を超えて』勁草書房 »
コメント