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2016年5月10日 (火)

平原卓『読まずに死ねない哲学名著50冊』フォレスト出版

哲学とは「概念」によって共通了解を生み出していく営みです。哲学ではこのことを「共通了解の言語ゲーム」と呼んでいます。

「哲学は神学のはしため」という言葉があります。哲学は信仰を完成させるかぎりで価値がある。こうした考え方がスコラ哲学の特徴です。

イデアとは何かというと、あるものをそれたらしめている〝本体〟のことだ。

リヴァイアサンは神の被造物ではなく、人間がつくり出す制度である。

スピノザのいう神の本質を見てほしい。ユダヤ教やキリスト教の神とはまったく異なることがわかる。

ライプニッツの目的は、世界に調和をもたらす原理を示すことにある。

「白紙」(タブラ・ラサ)

プラグマティズムの意義を一言でまとめると、「真理」という観念を大きく転換したことだ。

フッサールが、哲学の最終的な根拠は、思考の「自律」にあると深く確信していたからだ。還元とは、その自律を哲学的な方法へと昇華させたものにほかならない。

ハイデガーは死の不安を正面から見つめることで、人は自分固有の生き方の可能性をめがけることができるようになると語る。

バタイユは、エロティシズムは人間に固有であり、動物には見られないと語る。

■幻影肢

手足の切断や欠損を認めまいとしているところのものは、・・・・・これが手足の欠損や切断にもめげず今までと同じく自分の世界へと向いつづけているのであり、そのかぎりで欠損や切断を断じて認めまいとしているわけだ。

メルロ=ポンティは、幻影肢が生じるのは、現勢的身体では消えている肢体が、いまだ習慣的身体において生きているからである。・・・・・習慣的身体は、私の世界のうちに、〝住まって〟おり、状況のなかで何らかの対象を目がけるための条件として成立している身体のことだ。

 

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