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2016年5月25日 (水)

市井三郎『歴史の進歩とはなにか』岩波新書

アルジェリア解放の闘士であった黒人、故フランツ・ファノン

プラトンは古代ギリシャ史ではじめて、歴史の明確な段階的変化(価値的に中性の意味での段階的発展)を見出した人である。

中国人は歴史を本質的に循環するもの(春夏秋冬のような循環)としてとらえていた。

ジョン・ロックの宗教的寛容論においても、キリスト教諸派のあいだの寛容が説かれたのであって、回教にたいしては、いぜんとしてロックもきびしく不寛容であった。

ヴォルテールなどが、自分の書斎に終生、中国の孔子の肖像画をかかげていた、・・・

人間精神の歩みをより迅速に、より確実に、より容易ならしめる手段はすべて印刷術のおかげである。

印刷術はそもそも、グーテンベルクより千年以上も早く中国で発明されたものであり、金属活字による印刷術に話をかぎっても、その技術はやはりグーテンベルクより九百年ほど前に朝鮮で発明されている。

マルクスが、人間史の過程と狭義の自然史の過程とを、本質的に同じとみなしたという点は、いまさら説くまでもないだろう。唯物論だからだ。だがマルクスのは、弁証法的唯物論であった。

コンドルセの弟子であったサン・シモンや、サン・シモンの弟子であったオーギュスト・コントらが、・・

だから近代市民革命の思想的父祖たるジョン・ロックの諸著述には、「平等」理念の主張はおよそないのである。

現在法哲学界の最長老であるハンス・ケルゼンが、《わたしには正義とは何かを定義できない》と慨嘆したほどの難問なのである。

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