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2016年5月30日 (月)

アルフレッド・スターン『歴史哲学と価値の問題』岩波書店

運命の女神は、後にマキャヴェリが教えたように、気まぐれな貴婦人だからである。

ヘーゲルは『法の哲学』の中で、「ミネルヴァの梟は夕暮の迫るころはじめて飛び立つ」という有名なテーゼを語った。哲学は事後になってようやく、学問的解釈の仕事にとりかかることができるで、哲学は出来事の進行に影響を与えるには、「いつでも遅刻する」と言うのである。

サルトルの実存主義に即していうと、人間の実存が人間の本質に先駆ける。

ヘーゲルとマルクスは、この偉大なギリシア人の教えから、彼らの哲学的歴史観の核心的原理、すなわち弁証法の法則を引き出した。

これらの人びとがおこなった聖書本位の歴史解釈に対してカール・ヤスパースが下している判断も、これにおとらず手厳しいものである。彼自身は決して無神論者ではないけれども、この思想家は「これらはみな象徴であって、事実ではない」と書いている。

マルクスとエンゲルスの著書の中では、イデオロギーは専らブルジョアジーだけに限られた現象として現われている。

「力が法に先立つ」という原理も、やはりヘーゲルによって是とされている。

ハンガリアの傑出した共産主義思想家ゲオルク・ルカーチ

美しい虚偽よりも醜い真理

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