西澤健次『ホスピタリティと会計』国元書房
そもそも貨幣評価の公準は、ギルマンに由来するが、その後の会計公準においては疑義が生じている。
イールド・マネジメントは、顧客の価格に対する欲求の個人差を解消し、顧客の満足度を上げると同時に企業利益を最大化する点で、ホスピタリティ経営・会計の実践であるともいえる。
クレドとは、ラテン語でキリスト教の信条のことであるが、企業におけるクレドとは、ありていにいえば、従業員の仕事に対する心がけのことである。
茶道の「一期一会」という思想は、おもてなしの基本とされていることはよく知られている。
『資本論』それ自体が、肝心の資本を語っていないところに問題がありそうである。山本は「資本とは何であるのか、これが実はまったくはっきりしていない。マルクスは『商品論』は書いたが、『資本論』は書いていないのだ。(中略)手紙でマルクスは『資本については書かない』とまではっきりといっている。」と記している。
« 大江志乃夫『徴兵制』岩波新書 | トップページ | 立花隆『日本共産党の研究[二]』講談社文庫 »
「財務会計」カテゴリの記事
- 望月実他『最小の努力で概略をつかむ! IFRS決算書読解術』阪急コミュニケーションズ(2019.09.19)
- 田中弘『国際会計基準の着地点-田中弘が語るIFRSの真相-』税務経理協会(2019.08.27)
- 高田直芳『財務諸表読解入門 企業の経営戦略を決算書から見抜く IFRS対応』日本実業出版社(2019.08.18)
- 全在紋『会計の力』中央経済社(2017.04.13)
- 田中弘『GDPも純利益も悪徳で栄える―「賢者の会計学」と「愚者の会計学」』税務経理協会(2016.11.14)
コメント