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2016年6月 3日 (金)

原二郎選訳『モンテーニュ・エセー』筑摩書房

プラトンは、肉体的あるいは人間的な幸福を、健康、美貌、体力、富の順に並べている。

ふにゃふにゃした美少年でなく、生気溢れる逞しい少年に育ててください。

まったくへぼ詩人くらい自信の強い者はない(マルティアリス)。

キケロは、哲学の論文でもっともむずかしいのは序論だと考えている。もしそうなら、私は結論だけにしがみつく。

私は背丈が普通よりも少し低い。この欠点はみっともないばかりでなく、公職にあって命令を下す者にとってはとくに都合が悪い。なぜなら、立派な風采と堂々とした体格の与える権威に欠けるからである。

一軍の先頭に立派な背の高い大将が進んで行くのを見るのは、これに従う味方の者には尊敬を、敵には恐怖を感じさせるからだ。

女というものはどんなに不器量に生まれついても、自分をきわめて魅力的だと思わない者はないからだ。

何もかも完全に美しい女がいないと同じように、何もかも完全に醜い女もいない。

ソクラテスは妻をめとるのとめとらないのとでは、どちらがいいかときかれて、「どちらにしたって後悔するだろう」と答えた。

プラトンも言うように、国家とは強力な、崩壊しがたいものである。

われわれのもっている意見のほとんどすべては、権威とそれへの盲信から得られたものである。

始めがうまくいけば、ものの半分は成功したのだと、ギリシャの賢者もそういっている。

自分の文章は自分の肉体だ、自分自身だ

モンテーニュは物事をけっして抽象しない。

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