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2016年7月

2016年7月28日 (木)

牟田学『幾代もの繁栄を築くオーナー社長業』日本経営合理化協会出版局

事業は、たった一人の社長によって栄え、たった一人の社長いかんで亡びるものである。

本当の財産とは、どんな時代になっても、危機や変化を乗り切ることができる手腕を身につけさせることに他ならない。

先見力は、事業家にとって欠かせない大事である。

時流は、まず捉えるべき第一の旗である。

現実の経営で類型的な事象が幾度となく起こって、はじめて学問体系を成すのが経営学である。

事業は、独立して採算に乗ることが、最初の大事な課題である。

借金は、年商の三分の一を超えてはならない。

ほとんど、人の才能は、意識の差だけであると思う。

一つのことを、長く持続して、集中的に念じ込むこと。

窮地を脱するすばらしい戦略や、工夫や、知恵は、いつでもそういう目的意識を集中している人からしか生まれない。

事業経営に関しては、偶然は駄目である。偶然では、次の成功の約束が出来ないからだ。必然こそ永い繁栄と幾度もの成功を決定する鍵である。

吉田松蔭も、渡辺崋山も、西郷も、みんな佐藤一斎の流れを汲んでいる。

値段を自分で決められない事業が儲かったことなどない。

市場の規模と事業の規模とは、非常に密接な関係にあるからだ。

給料は業績に応じて与え、地位はその人物を見極めて、見識があってはじめて与えるようにする、こういうことは、今も昔も変えてはならない。

長たる者の理想は、父親の強さと母親の優しさを兼備することだ。

事業を繁栄させるには、思想と技術の両面が重要であることを肝に銘じて欲しい。

目標とは、思想や哲学から発した事業経営の目的を具体的な数値に置き換えたものである。

借金の元金返済は、最終的に内部留保金で払う。

息子を社長にした途端に、辞令はすべて最初からやり直す。

借金は、年商の三分の一を越えては絶対にいけない。

なるべく金を大きく一行に集めていくようにする。それは、信用をつけるためである。

人間の情は、有史以来、少しも変わっていないからだ。

優秀でなければ、同族といえども地位にはつけないのが正しい配慮である。

いまの世の中では、感性が豊かでない人はだめである。

男は、知性的である。つまり、理屈が中心になっている。・・・・・ほとんどの女は、感性、つまり好きとか嫌いとかが中心で物事を判断する。

人間の本質は、五千年も前から少しも変化していない。つまり、人間的要素は変化しない。

文化は、「不変」をテーマにしている。・・・・・文明は、科学が中心である。

土地は利回りと資産価値の二つの観点から見る。

才能がどんなに備わっていても、徳には全くかなわない。

言葉は、使いようによっては、人を活かしも殺しもする。

金を貸したら、上げたと思え。

出来の悪い息子は替えようがないが、娘婿は選ぶことができる。

2016年7月27日 (水)

小川仁志『日本哲学のチカラ 古事記から村上春樹まで』朝日新書

仏教は、経典、僧侶、寺院といったインフラに加え、思想としての体系を備えていたことから、その後の日本社会を形作る礎になり得たのです。

最初期の段階での仏教の定着が、きわめて政治的な出来事に負っていた点には注意が必要です。

天皇とは、中国の天命思想の伝統に由来します。

神道に教義や経典がないことにこそ意味があるというのです。

新渡戸の武士道が異質なのは、それがキリスト教徒の手によって、キリスト教のために書かれたという点です。

転向とは、権力の強制による思想の転換をいいます。

西田の哲学が「無の哲学である」と称される

2016年7月23日 (土)

井上和弘監修『超解 決算書で面白いほど会社の数字がわかる本』あさ出版

「会社の数字」を見る4つのポイント

  1. もうかっていますか(収益性)
  2. つぶれませんか(安全性)
  3. 借金を返せる力はありますか?(金融力)
  4. 従業員はしっかり稼いでいますか(生産性)

借入金が月商の3カ月以上あるなら「黄色信号」、6カ月以上なら、「赤信号」といわれています。ただし、巨額の設備が必要な装置産業、不動産業は、業種的に、借入金がふくらまざるを得ません。

現在の借入金を7年以内で返済できれば、大きな問題はないといえます。

在庫とは、〝倉庫に在るもの〟とイメージしてください。

現預金は月商の1カ月分あれば十分なのです。

2016年7月19日 (火)

三木義一『日本の納税者』岩波新書

地方税について、住民監査請求という制度があり、・・・監査請求が成功しなかった場合には、住民訴訟という方法もある。

金で払う義務が税で、血で払う義務が兵役だった。

租税法律主義の理念は、マグナカルタに遡る。

イギリスの税務訴訟が少ないのは、訴訟になるとバリスターという法廷弁護士に依頼しなければならず、・・・

レーガン・サッチャー税制により、税率のフラット化が進行し、・・・

税法は義務の規定であると同時に、権利の規定であり、・・・

もうそろそろ、税制改正を二年に一度の国民的行事にすべきではないか。

日本人は大事なことは外圧でしか決められない。一度目が黒船で、二度目が進駐軍で、今度は・・・・・

阿川尚之『憲法で読むアメリカ史 <上>』PHP新書

最高裁の歴史上もっとも偉大な判事として知られるジョン・マーシャルである。

マーベリー対マディソン事件・・・・・この事件の判決は、憲法の講義で決まってまっさきに取り上げられることで知られている。

司法に与えられたこの強い権限は、戦後アメリカ占領軍によって日本国憲法のなかにも導入された。憲法81条の法令審査権の規定がそれである。

『アンクル・トムの小屋』・・・・・ストウ夫人は、実際には南部の奴隷の生活について何も知らなかった。

アブラハム・リンカーンの好敵手として知られるスティーヴン・ダグラス上院議員

2016年7月13日 (水)

塩川伸明『民族とネイション―ナショナリズムという難問』岩波新書

「愛国心(愛国主義)」の語にはプラス・イメージ、「ナショナリズム」の語にはマイナス・イメージがまとわりついていることが多い。

相手方のナショナリズムは「政府やマスメディアによって人為的にあおられたものだ」と見えるが、自分の方のナショナリズムは「自然」に見えるということがよくある。

ユダヤ人は民族か否かということがしばしば問題とされる。この問いへの答えは「民族」の定義いかんによるし、当事者がどのような意識をいだいているかにもよるから、そもそもただ一つの「正解」があるわけではない。

そのようにして追いつめられた社会的弱者が、自己の苦境の原因を「よそ者」や隣国の行動に求め、、幻想的な「国民的一体性」に救いを求める傾向が強まっている。

金子智朗『新・会計図解事典 会計がわかる人だけが手にするもの』日経BP社

合名会社こそ最も普通の会社であり、株式会社は最も異常な会社なのである。

子会社のキーワードはとにかく「支配」だ。

「価格」はpriceである。

「価額」も「価格」も、金額を表す言葉であるが、「価額」の方が広い概念であり、「価格」は売買に限った場合の概念ということだ。

IFRSは「連結財務諸表における株主は、連結グループに出資している全株主」という「経済的単一体説」を採っているので、非支配株主持分は純資産に計上される。

重要なことは、「P/Lを見てもキャッシュの動きは何も分からない」ということなのだ。

減損処理とは、それを事後的に「やっぱりあのときの買収は無駄遣いでした」と潔く認めているということなのだ。

原則主義の起源は、中世イングランドにおけるコモン・ローにある。ドイツやフランスなどの大陸系の制定法と異なり、コモン・ローにおいては明文規定されたものだけでなく、伝統や慣習、先例に基づいて判断する。コモン・ローに基づく裁判では、争っている当事者のどちらの主張が説得力があるかということが重視される。その流れを汲むのが米国における陪審制だ。

■KPI

Key(=主要)という言葉が付いているところがミソである。これは、「数ある指標の中から選んだ主要なもの」ということだ。業績指標には、・・・・・と、候補はいくらでもあり得る。そのなかで、「これ」と厳選した少数の指標がKPIなのである。

重要なポイントは状況によって変わり得る。したがって、KPIも状況によって変わり得るし、変えるべきでもある。

外山滋比古『文章を書く心』福武文庫

本人はさほどに思っていないのに、ほかから見るとびっくりするほどの熟練に達していることがすくなくない。

文章の主題(テーマ)は「ひとつのセンテンス(文)で表現できるものでなくてはならない」と言っている。

文章の調子はこの読点で大きく違ってくる。

文の終りが同じ「た」とか「る」とかで終わらないように気をつけるだけでも文章は目立って読みやすくなる。

源氏物語などにも段落はないのである。

よくわかる文は、主語と動詞が一つずつである。

流行語の弱点は消えるということである。

大工さんは生木では家を建てない。生木はすぐに歪んだり、曲ったりする。建築用の木材は充分に乾燥したものを用いる。

話はまん中から始めよ

「テーマは何か」ときかれたら、「こう」とひと口に言えるようでないといけない。

文章を書きあげたら読み返しをする。

アメリカのある本に、怒って書いた手紙はかならず翌日まで投函するのを待て、そしてもう一度読み返してみよ、きっと書き改めたいと思う。三日出さずにおいてみよ。出すのをよそうと思いなおすにちがいない。

すぐれた指導者は、うまくほめる人であることがすくなくない。

文は人なり(ビュフホン)。

世間の知恵というものは世間へ出て身につけるべきものだ。書斎にこもっていては学べない。

漱石は本や作品を読むとき、パッと開けた所を見て、つまらぬ文章だとやめ、良い文章だとさかのぼり、時によっては改めて始めから読むという。

高下淳子『社長が読む儲かる決算書』日本実業出版社

運転資金は利益とお金のズレを生む原因であり、資金繰りの悩みのタネなのです。

経営活動の成果はすべて貸借対照表に現われますので、社長は、損益計算書よりも貸借対照表を重視してください。

「社長は貸借対照表を経営の舵取りにすべき」なのです。

売上高や経営規模の違いがある会社同士であっても、「1人当たり売上高」や「1人当たり利益」「1人当たり付加価値」などの指標については、同じ土俵で比較できます。

資金繰り表ではお金を色分けする

2016年7月10日 (日)

D・マイケル・リンゼイ他『世界を動かすリーダーは何を学び、どう考え、何をしてきたのか?』日本実業出版社

リーダーシップとは、共通の理念実現のために影響力を行使することである。リーダーシップには潜在的な状態というものはなく、行動が起こされるときにのみ存在する。一方、権力は潜在的なことが多い。行動を起こさなくても権力は発生する。つまり、問題に関する対策を意図的に遅くする、あるいは議論が起きるのを防ぐといったことにも影響を及ぼす。

人と同じ土俵に残りたければ、人より早く行き、遅くまで残って働き、人の2倍の速さで走らなければならない。不平は言わず、ただやるしかない。それが黒人税だ。

リーダーはリーダーとして生まれるのではなく、リーダーになるのである。

サーベンス・オクスクリー法は国内外から高い評価を受けているが批判も多く、特に支持する政党によって評価が分かれた。

フーコーによれば、権力とは人々に直接作用するものではなく、人々を通じて行使される力である。

2016年7月 8日 (金)

小宮一慶『「1秒!」で財務諸表を読む方法【実践編】』東洋経済新報社

最優先すべきは、なんと言っても、短期的に倒産する懸念がないかどうかを見抜くことです。

「企業は負債が返済できなくなって倒産する」と書きましたが、正確には、流動負債が返済できなくなって倒産するのです。

第一優先順位はなんと言っても、手元流動性。

1ヵ月分くらいの手元流動性があれば、自社が資金ショートを起こすことを避けられるのです。

利益剰余金は利益の蓄積であって、資金の蓄積ではない。

会社の実力は「安全性→収益性→成長性」の順に見る。

銀行の最大の資産は、貸出金。

安全性という観点からは、いざというときにあくまでも「売れる」資産をどれだけ持っているかが重要なのです。

銀行員や会計士が貸借対照表で騙されるポイント

  1. 売掛金
  2. たな卸資産
  3. 長期借入金(1年以内長期借入金の省略)

売上高を見る時には在庫の増加を必ずチェックする。

製造業の場合には、・・・・・売上総利益と付加価値は一致しません。付加価値のほうが大きくなります。

増収増益でも、増益率のほうが小さいとすれば、設備投資を行って固定費が増加した、資源高などで変動費率が上がったなど、これまでとコスト構造が変わっている可能性があるなどの理由が考えられます。もし、みなさんが企業経営者なら、増収増益で、増益率が増収率よりも小さい場合には、その理由を分析した上で、銀行などに説明したほうがよいでしょう。単に、増収増益だと喜んでいるだけでは、ダメなのです。常に、コスト構造を分析していることが大切です。

全体の成績が良い、あるいは、平均値が良いからといって、必ずしもその会社に問題がないということにはならない。

減価償却費(固定資産価値の目減り分)と有形固定資産の純額での増加額(設備投資等)を比べることにより、その会社の投資のスタンスが分かる。

「有形固定資産等の取得による支出」と「有形固定資産等の売却による収入」の差額が、純額での主に設備投資を表しますから、これがそれらの目減り額である「減価償却費」よりも多いかどうかをまずチェックします。

売上高が落ちているときの在庫増は要注意です。

キャッシュフローの実力値=当期純利益+減価償却費

会社の値段=(EBITDA × X倍)-ネット有利子負債・・・・・(EBITDAのX倍)が(将来のキャッシュフローの類推)であると考えても構わないでしょう。「X倍」が実際に何倍になるかは、M&Aの市場の活発さによります。

2016年7月 6日 (水)

長沢朋哉『<新版>世界一シンプルな「戦略」の本』PHPビジネス新書

プランニングとはあるべき姿を想定し、そこに行きつく手立て(方法)を論理的に体系づけ、戦略的に選択すること

複数の識者が、「戦略の構成要素」として、「現在地+ゴール+そこに行く方法」という3要素をあげており、・・・

具体的で明快な「目的設定」が戦略立案の重要なカギになります。

「目的」が具体的だとエッジの効いた「手段=アイデア」が生まれやすい

「集中」とは選ばなかったものを捨てることです。

「目的」に対応する「手段」も「選択」し、「集中」することが大切です。

戦略の明文化とは「○○○を目的として□□□をすることです」という構文で戦略を定義することです。

「論理的」であるとは結論・主張が明快でその理由と話の筋道が分かりやすいということです。

「論理」が組み立てられないときには、「逆から考えてみる」ことでうまくいくことがあります。

「フレームワーク」は「目的」ではなく、あくまでも「手段」

多賀秀行『一生に一度は行きたい 世界の旅先ベスト25』光文社新書

四つのものは、帰ってこない。

  1. 口から出た言葉
  2. 放たれた矢
  3. 過去の生活
  4. そして失った機会

一生に一度は早い方がいい

この世界の業界用語に「あご(食事)・あし(移動手段)・まくら(宿泊施設)」というものがある。この三つさえあれば旅行が成立するというものだ。

行き先によっては、残存有効期間が半年以上なければ入国できない場合があるので、残存有効期間が1年を切ったパスポートに関しては、かなり注意が必要だ。

マリー・アントワネットが処刑された「コンコルド広場」

ウルルは今もアボリジニたちの所有物であり、聖地でもある。

チリとアルゼンチンを隔てるマゼラン海峡

南極大陸は日本のおよそ33倍の面積を誇る。

南極大陸には大型船が着岸できる港はない。

2016年7月 4日 (月)

許成準『超訳 孫子の兵法』彩図社

敵が自分で勝てる相手か、勝てない相手かを冷静に判断する能力は、戦闘能力よりも重要である。

どの強い国もリーダーたちの率先と犠牲を要求する。

できるだけ素早く終わらせるのが、戦争の王道である。

最小限の努力で成功するのが最善中の最善である。

弱い敵を相手にして勝つのが格好良く見えるはずがないが、この格好良くない勝ちこそ、最も望ましい勝ち方であるのだ。

主君が戦場の状況をよく分からないまま下した命令には従う必要がない。

ある程度は否定的な態度をとることが、安全な人生を生きるうえで重要なのである。

場所により人の心理が変化する。

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