ジョー・ジラードwithトニー・ギブス『営業の神様』アルファポリス
人々が買うのは商品ではなく、人なのだ。
私の十三のルールには魔法は何もない。すべては規律と反復だ。それ以外に勝利への近道はない。
姿勢-それこそがジョー・ジラードの原動力なのだ。
私が絶対にしないことのひとつが、個人的な問題を職場で話すことだ。
会社の玄関に向かうときは、試合前にロッカールームを出てグラウンドに向かう選手のようなつもりになれ。
怠惰と優柔不断-このふたりの時間泥棒を近づけてはならない。
好きなことを仕事にすれば、一生働かなくてすむ(孔子)。
成功が努力の前にくるのは辞書の中だけだ(ヴィンス・ロンバルディ)。
配られたカードで勝負する心構えをしておくしかない。
この人から買いたいと思わせる外見をしているだろうか。
われわれの世界では、ほとんどの人が見た目-成功者に見えるか、失敗者に見えるか-で能力を判断する。
顧客が買うのは、何よりもまずあなたなのだ。
注意深く話を聞くことの大切さをみくびると、契約を失うことがある。
聞き、考え、それから話せ。
あなたに話す言葉が少ないほど、あなたに多くを語っている。
本当の営業は売ったときから始まる。
顧客を失うのは、たいてい売った後だ。
体系的な方法で顧客との連絡を絶やさないようにすれば、顧客のほうもあなたから離れる理由を見つけられない。
それぞれの人が二百五十人もの知りあいに営業を及ぼせることを考えれば、たったひとりの顧客も粗末にはできない。
顧客との連絡を絶やさないというのは、ただ言葉をかけることではない。死ぬまで面倒を見るということだ。
先を見て予想することを覚えれば、勝つために本当に必要なものが見えてくる。
営業マンが犯しがちなもうひとつのミスがある。それはすでに買うと決めている顧客に対して売り込みすぎることだ。
「沈黙は金」を別の言葉で言うなら、「黄金を手に入れたければ口を閉じていろ」なのだ。
人とのやりとりにおいてたいていのミスが起きるのは、最初であって最後ではない。
顧客はすべて特別であり、特別な待遇にふさわしい存在だと相手に告げる。
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