高橋昌一郎『知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性』講談社現代新書
科学者が不可能だと言いながら、後で意見を撤回したような例は、歴史上いくらでもあるのです。
同じ言葉で話していながら解釈が異なっていたり、大きな誤解が生じたりすることもある。
ウィトゲンシュタインは、過去の「哲学的問題」は「言語的問題」にすぎないと、一刀両断のもとに切り捨てたわけですな。
ヒンドゥー教徒にとっての牛は、シヴァ神の乗り物で崇拝の対象であり、・・・
カントは、純粋理性では神の実在について知れないことを証明したが、道徳の合目的性のために神の存在を受け入れたのだ。つまり神は、理性の対象ではなく、信仰の対象だということだよ。
パスカルの『パンセ』に登場する「神を信じないよりも信じる方が得である」という論法は知っています。
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