塚崎公義『よくわかる日本経済入門』朝日新書
経済復興のために鉄や石炭といった重点産業の回復を最優先とする政策(傾斜生産方式)
小泉内閣が推進した不良債権処理にも、新古典派の考え方が反映されています。
プライムレートでは貸せない相手への貸出という意味で、サブプライム・ローンと呼びます。
核家族化が進んだのは、高度成長期に農村から都会に出てきた若者が、親と離れた都会で結婚する例が増えたからです。
消費者物価が安定している主因は、人件費が上がっていないことにあります。
デフレを解消するのは大変ですが、インフレを抑制するのは伝統的な財政金融政策によって比較的簡単に行えるからです。
農地は洪水防止機能も有していますから、・・・
原油は輸入の9割弱を中東に依存していますが、その多くはホルムズ海峡という細い海峡を通過します。
日銀が銀行に供給した金額をマネタリーベース、世の中に出回っている資金の量をマネーストック
景気を予測する際には、個人消費はあまり注目されません。
景気予測で最も重要なものは、輸出と公共投資と設備投資です。
ケインズは「不況期には穴を掘れ」と言っているわけです。
現在の景気がどうなっているかを知るための一番簡単な方法は、内閣府の月例経済報告の最初の部分を見ることです。
« 沼上幹『ゼロからの経営戦略』ミネルヴァ書房 | トップページ | 小谷野敦『宗教に関心がなければいけないのか』ちくま新書 »
「経済学」カテゴリの記事
- 野口悠紀雄『2040年の日本』幻冬舎新書(2024.01.15)
- 蟹江憲史『SDGs(持続可能な開発目標)』中公新書(2023.02.21)
- 青木雄二『ボロ儲け経済学 ゼニのカラクリ明かします』知恵の森文庫(2023.02.21)
- 池上彰『高校生からわかる「資本論」 [池上彰の講義の時間』集英社文庫(2023.02.08)
- 大竹文雄『行動経済学の処方箋 働き方から日常生活の悩みまで』中公新書(2023.02.04)
« 沼上幹『ゼロからの経営戦略』ミネルヴァ書房 | トップページ | 小谷野敦『宗教に関心がなければいけないのか』ちくま新書 »
コメント