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2017年6月24日 (土)

根来龍之『ビジネス思考実験 「何が起きるか?」を見通すための経営学100命題』日経BP社

ビジネスの「こうすれば、こうなる」という傾向法則を見つける学問が経営学です。

経営学の理論やフレームワークは、実際に使おうとすると、常に「過小」かつ「過剰」です。

ポーター教授のファイブフォース理論は、経済学の産業組織論をベースにしていて、「独占度が高くなると過剰利益が生まれる」という経済学の基本命題に従っています。

経営学の理論を学ぶときには、その理論が「何を説明しようとしているのか?」を知らなければいけません。つまり、向上させようとしている指標、改善させようとしている変数(目的変数)が何かということを頭に入れておくことが欠かせません。ファイブフォース理論の場合、目的変数は「業界の平均利益率」です。

経営学の概念は、たいていどこかから借りてきた言葉です。

東京の「たぬきそば」と大阪の「たぬきそば」は違います。東京の「たぬきそば」には天かすが入っていますが、大阪の「たぬきそば」は油揚げが入っています。東京の人にとって油揚げが入ったそばは「きつねそば」と呼ぶのが一般的です。

因果関係は網の目のように絡み合っている。

ファイブフォース理論の場合、その目的変数は「業界の平均利益率」です。個々の企業の利益率を説明しようとしているわけではないことに注意が必要です。従って、分析の対象は「業界」であって、「企業」ではない。ファイブフォースの分析をすると個別企業の戦略が策定できるというのは誤解です。業界を分析しているのであって、企業を分析しているのではない。つまり、ある業界が「儲かるか」「儲からないか」を説明する理論です。

資源ベース戦略論の概念も経済学から来ています(レント、リカード)。

ビジネスモデルの設計には、いくつか重要なチェックポイントがあります。・・・・・1つは「顧客にとっての魅力を高めること」です。もう1つは「ライバルが追随できないようにすること」です。

「模倣困難性」は「差別化」とは違います。

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