竹内洋『社会学の名著30』ちくま新書
結婚式で司会者が熱烈な恋愛結婚という紹介をしても、大概のところは階級や学歴の似たもの同士なのである。
絶対と断定ほど社会学から遠いものはないからである。
どんな学問も次の二つのことをめざさなければならない。「明快であること、そして当たり前でないこと」である。
生産諸力の発展が歴史の原動力であるという史的唯物論の精髄
人は『生まれながらに』できるだけ多くの貨幣を得ようと願うものではなくて、むしろ簡素に生活する、つまり、習慣としてきた生活をつづけ、それに必要なものを手に入れることだけを願うにすぎない。
プロテスタントの関心はあくまで霊魂の救済であったから、・・・
大人がなにかを隠さうとしてゐるといふ事実だけは、子供はちやんと見てとる。・・・・・教へようとしたものを学ばない。かれらが見せようとも教へようともしないところで、かへつて子供はなにものかを学びとる(福田恆存)。
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