野田稔『実はおもしろい経営戦略の話』SB新書
低コスト化より差別化のほうが、マーケット(市場)は狭くなります。低コスト化は市場全体での競争優位性がありますが、差別化は一部(ニッチ)でのみ競争優位性が発揮されるので市場が限定的になるからです。
戦略と戦術をはっきりと分けたのは、クラウゼヴィッツ
ドラッカーは何も証明していないから
アップルが変えたのはドメイン(事業領域)なのです。
リデル=ハートは、クラウゼヴィッツより孫子に近い考えを持っていたようです。
BMWの経営戦略の象徴は、エンジン音にあります。
どうせ就職するなら、どんな小さな業界でもいいから、業界トップの会社に入ったほうがいい・・・・・特に大きな市場で万年2番手の企業は、トップの企業に負け続けている何らかの要因があるから、やめておいたほうがいい。
« 熊野純彦『西洋哲学史 古代から中世へ』岩波新書 | トップページ | 若狭勝『嘘の見抜き方』新潮新書 »
「経営戦略」カテゴリの記事
- 嶋口充輝・内田和成・黒岩健一郎『1からの戦略論』中央経済社(2021.12.15)
- 牟田學『社長業全集 社長の売上戦略』日本経営合理化協会出版局(2020.03.22)
- マックス・マキューン『「戦略」大全』大和書房(2019.11.27)
- 三谷宏治『経営戦略全史』Discover(2018.12.03)
- 木嶋豊『企業の成長戦略が10時間でわかる本』あさ出版(2018.03.07)
コメント